住宅ローンの見直し
日銀によりゼロ金利が解除され、住宅ローン金利も徐々に上がってきています。これまで変動金利ローンを使われていた方が固定金利ローンに借り換えられたり、高金利時代の住宅ローンをかかえてえておられる方が現在の低金利ローンに借り換えられることが増えています。このような住宅ローンの借り換えで返済額を大幅に低減出来ることもあります。
一般には退職時には住宅ローンを完済している方が多いのですが、退職時には手元資金を確保したいとの理由で住宅ローンをかかえたまま退職される方もおられます。最近は、早期退職または定年退職後独立開業される方も増えてきています。このような方が住宅ローンを借り換える場合はいろいろな制約があります。
独立後の住宅ローン設定条件
サラリーマンには好意的な金融機関も退職者に対してはそれほど甘いことは言ってくれません。一般的な自営業者向けの住宅ローン設定条件は次のようになります。
- 独立開業後の期間
- 3年以上
- その他条件
-
毎年黒字
金融機関によりさらに条件が加わることも
住宅ローンなどの借入金は退職前に返済しておくのがベストですが、資金的に無理なときは退職前のサラリーマンの時に必要な借り換えなどを済ませておく方が良いですね。
独立開業後も住宅ローンをかかえておられる場合は、繰り上げ返済などで少しでも早く返すように努めて下さい。